山元馬場商店

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京都市内の中心部、錦小路通沿い東西200mの間に130店もの店舗が軒を連ねるのが「錦市場商店街」です。
その錦市場の真ん中あたりに、川魚専門店「山元馬場商店」はあります。
錦市場の歴史を紐解きながら、山元馬場商店の生い立ちもご紹介したいと思います。




錦市場には、なぜ様々な店が集まり、「京の台所」と呼ばれるようになったのか?

錦市場の「錦」ですが、これは前出のとおり、錦小路通という通りの名前からきています。
平安時代のころには、すでに「錦小路」という名で呼ばれていたそうです。
通りの名前の由来は諸説あるのですが、代表的なのが…もともと「具足小路」と言われていたのが、転じて「糞小路」という名で呼ばれるようになったのを、時の帝が不憫に思い一筋下に位置する「綾小路」と並ぶように「錦小路」とお付けになられた…と伝わっています。

「市場」はと言いますと、江戸時代になる前のころには、すでにこの地に魚や鳥を商う店が集っていたようです。その一因として、錦小路には古来より、きれいな地下水が大量に湧き出ているため、当時の食品の貯蔵に適した土地であったことが考えられます。その「錦の水」は、今でも枯れることなく、こんこんと湧き出ております。

やがて、江戸時代に徳川幕府より正式に魚問屋として認められ、その後野菜の市場も加わり、様々な食材が集う市場として発展していきました。そんな錦市場も近代(明治~)になりますと、自由競争・規制緩和の波が押し寄せて大正時代ごろに、現在の京都中央卸売市場が誕生したのを機に、錦市場の魚屋も半分ほどが卸売市場に移転されたそうです。

錦市場商店街:http://www.kyoto-nishiki.or.jp/


活きたままの川魚を扱う川魚問屋「山元馬場商店」
活きたままの川魚を扱う川魚問屋「山元馬場商店」
滋賀県で川魚の商いをしていた曽祖父が、錦市場の空き店舗を間借りさせてもらい、琵琶湖の蜆の販売をしたのが山元馬場商店の始まりと聞いております。その後、現住所に店を構え、豊富に湧き出る地下水を利用し、季節ごとの様々な活きたままの川魚を扱う川魚問屋として今に至ります。
問屋といいますと、卸売り主体の業態に思われがちですが、錦市場では通りを歩いていただきながら、一般の方・プロの方を問わず、その日の良いものをお薦めし、吟味してもらい、ご要望にお応えし、双方向のコミュニケーションがとれるお買い物場として歴史を刻んできました。

一時、廃れつつあった錦市場も復興を果たし、今では日本のみならず世界中からのお客様を受け入れる一大マーケットストリートに変貌しつつあります。巷では「錦市場の観光地化」が叫ばれるのを聞くのも珍しくありませんが、時代が移り、お客様のニーズも様々になるなかでも、錦市場の本懐は「良い品が集う市場としての専門店街」だと思っております。

近隣のお客様や、京都の目利きの利く料理人様に育てていただきながら、琵琶湖の恵みを大切に、安心して食べていただける川魚の魅力を皆様にお伝えできるよう日々頑張っております。

会社概要

山元馬場商店
有限会社 山元馬場商店
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住所:京都市中京区錦小路通富小路東入ル東魚屋町196
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営業時間:8:00-17:00
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定休日:水曜日
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TEL:075-221-4493 / FAX:075-221-0957

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